【婚活専門医の経験談シリーズ②】ディズニーランドで告白した話

シリーズ

今回は友人の紹介で知り合った3歳年上の製薬会社勤務B子。個人的には中村アンと潮田玲子を足して2で割ったような女性。綺麗で身長も高く、確実にモテるだろう女性だ。革ジャンが似合うのも好印象だった。

初めて出会った日は、私の地域では有名なお寿司屋さんで待ち合わせ。B子が行きたいとのことでリクエストがあり、この場所を選んだ。

お店の前で待ち合わせした。始めたB子に会った時はお酒を数杯飲むまでは緊張がとれなかった。ようやく会話も弾んできて、二次会でゴルフバーに行くことになった。

私は酔った状態でいくゴルフバーは怪我をする恐れもあり、あまりおすすめしないが、その時は酔いも少なく楽しめた。B子側からツーショットを求められた時にはにやけが抑えきれなかった。

その日は終電で解散した。

2回目のデート

数日後、2回目のデートはB子の行きつけの打ちっぱなしゴルフ練習場へ。自分がドライブし、ドライブデート楽しめた。B子はゴルフがある程度上手であったため、淡々と2人で打ち込んだ。あるターゲットを目掛けて、先に当てた方が勝ちというゲームをし青春した。なぜかゴルフ練習場から見える景色が綺麗だった。B子を自宅に送り、2回目のデートは終了した。

元々、ロマンチックを求めてしまう性格の私は、次のデートで告白しようと思っているが、場所をどうしようか悩んでいた。

ちょうど12月でもあり、B子が好きであればクリスマスディズニーで告白しようと考えた。

「こいつこんなリスク高いことよくできるな」

そう思われた方もいるだろうが、当時若気の至りだった自分は来てくれるなら交際OKだと確信していた。断られること前提でダメ元でB子をディズニーに誘ってみると、なんと「いいよ」とのことだった。さらになんとホテルの部屋も同室で良いと……

交際を確信した自分は、ディナー、プレゼント、旅のプランニングを全て行ったのだった。

ついにクリスマスディズニーへ

当日、駅で待ち合わせし、飛行場へ。会話も弾み、退屈することはなかった。同日は夜にディナーを食べて、ホテルの同室で少しお酒を嗜み、特に何かイベントもなく次の日に備えた。

朝から早めに目が覚めてしまった自分はそわそわが止まらなかった。

ホテルを出て、ディズニーランドへ向かう。そして入場した。好きな人とテーマパークを楽しめるの本当に良い。テンションが上がってきた自分は恐る恐るB子へ聞いた。

「手を繋いでも良い?」

それに対してB子からまさかの答えが返ってきた。

「緊張してるからやめとく〜」

ん?緊張している可愛さがあると見せかけて、ただ手を繋ぎたくないように感じた自分はテンションを維持するよう努めだした。

夕方になって、寒くなってきたころ、再度聞いてみた。

私「最後、手を繋ぎたいな」
B子「いやだ〜」
私「え?じゃんけんで勝ったら良い?」
B子「わかった〜」

じゃんけんに負けた。

私はこの時全てを悟った。悲しみに浸りながらホテルの部屋に帰り、泣く泣くバラの花を渡し、告白したが、フラれてしまった。

最終日は淡々と友人として会話しながらお別れした。

この経験から、自分の思い込みで無茶な告白をすることは決して良い方向に進まないことを学んだ。自分を過信することの恐ろしさ、若気の至りがいかに醜いものか身をもって知ったのだ。

なとれ

コメント

タイトルとURLをコピーしました